Thoughts– category –
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わかるひと
崖っぷちとか屋上で落ちそうなひとを支えてるシーンがある。 崖や屋上が崩壊したら諸共…と思う。 ひとを助けたければ自分は安全な場所にいるのがいい。 だけど安全な場所にいると落ちそうな状態の危うさを忘れる。理解しているけど、体感がない状態。 テレ... -
誰が為に
ある程度安全なところにいるとき たとえば定職があって味方がいて自分の時間があって 安全なところにいれば、何だってできる。 ひとにアドバイスをするのも人の幸せを祈るのも日常生活だって「ふつう」にできる。 だけどそれがないとき見えなくなるとき「... -
善悪
「すべては起こるべくして起こってる」という話を聞く。 すべては必然だ、と。 魂の成長とかそういうことを言う人もいるけど そしたら自ら命を絶つこともそれを目撃することも必然だったということか? ショッキングな場面に関わることや後処理をすること... -
ひとりになれない
世界はすべてつながっている。 たとえば今日、ひとりで歩いている道は誰が作ったものだろう。 そこに道が必要だと考えた人がいて道を作って舗装して。 舗装の材料はどこから来た?重機は誰が作った?どこから燃料持ってきた?作業員の食事は誰が提供した?... -
幸せのとき
たぶん、平穏が幸せと限らなくて ほんの少しの希望を残しつつ着実に崩壊に向かう不穏の空気にかけがえのない幸せを見いだして 崩壊した日常で蓄えた幸せを思い出すとき 心揺れる中、いちばん強く幸せを感じるのかもしれない。 -
旋律
それは秘すべきものだ、と一度は顧みなくなった世界。 感情とは言えないような感情のような世界。 ひとつは、空気感ひとつは、限りある時間 -
氷
これがいちばん大切だと思う。これを何とかしたい。ここだけでも解決すれば…こうしたらいいんじゃないかな? そういう思いに日々翻弄されながら でも まるで違うところに世界は流され本当の道はつながっている。抗う術もないままに。 思いは氷。 絶対宝に... -
あの日
あの日、あの人は泣きながらだけど迷いなく剣を振り下ろし…何だろ何か、断ち切ったんだ。 すると、蝶は舞い飛んだ。蝶は、自由に羽ばたいていた。 -
世界のもと
この世界はぜんぶ相対的にできている。 そこにあるように見える風景 山、木、川、橋、花に集う虫たち街灯、建物、道路、公園ねこ、空き缶、パン屋さんの看板通り過ぎる車の風タイヤが砂利を噛む音遠くの駅の、電車の到着を知らせる光 そして 同じような場... -
放散痛
放散痛はミスリーデング。 上奥歯の虫歯で下顎が、胆石発作で右肩が、腹痛のときは太ももが痛くなる。 体感したことないけど心筋梗塞では左腕や左顎が痛くなることもあるらしい。 原因は「痛い」場所じゃないってけっこうある。 そういうときって思考を一...