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徳を積む
アイリッシュの笛仲間の間で徳を積むことが流行っている。 笛は持ち運びに便利なものの音域と調が限られる。そして地味で埋もれる。 アイリッシュではバイオリンをフィドルと呼びバイオリン奏者をフィドラーと呼ぶ。 フィドルは全音域カバーできる。どの調... -
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わかるということ
この世界はぜんぶ相対的にできている。 片方だけ知ることはできず両方を経験して初めてわかる世界。 おいしいりんごを知りたければおいしいりんご自体とまずいりんごを知ることが必要。 痛みを知りたければ痛み自体と痛みがない状態を知ることが必要。 歩... -
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わかるひと
崖っぷちとか屋上で落ちそうなひとを支えてるシーンがある。 崖や屋上が崩壊したら諸共…と思う。 ひとを助けたければ自分は安全な場所にいるのがいい。 だけど安全な場所にいると落ちそうな状態の危うさを忘れる。理解しているけど、体感がない状態。 テレ... -
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世界のもと
この世界はぜんぶ相対的にできている。 そこにあるように見える風景 山、木、川、橋、花に集う虫たち街灯、建物、道路、公園ねこ、空き缶、パン屋さんの看板通り過ぎる車の風タイヤが砂利を噛む音遠くの駅の、電車の到着を知らせる光 そして 同じような場... -
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現象の呼称だと思う
「愛」とか「神」という言葉は現象に呼称を与えるための学びだと思う。 人にこれだ、と伝えるためのお役立ちツール。 一方で、たぶんみんな知ってる。 「愛を語らないもの」に 愛を感じ「神を語らないもの」が 神ってる。 呼称を与えずただ大切に心にとど... -
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冬至
日がいちばん短い日。寒いし暗いし陰鬱な気分になるね。 本屋徘徊してたとき“アウフヘーベン”という言葉をとても久しぶりに見た。 たぶんみんな一度は聞いたことがあるはず。 おおざっぱにいうと「風邪薬は一日三回」「仕事中は、薬を飲む暇がない」そこで「朝... -
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刹那
いつも 限界までまだ動けるから大丈夫大丈夫って それが当然の毎日。 かけのぼってかけ降りてひとがいっぱいの電車に揺られて 自宅に帰るとこわれた ぜんまい式ロボットになる。ギシギシ ガクガク グラグラ 今日 ぼんやりしてるとき、 あまりこれまで身体... -
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能
ホイッスルを習いに行った。 能について学んだ。日本の伝統芸能の「能」。 あの、ホイッスルって外国の笛でしょ? …いやいや。人前で演じるという意味では非常に通じるものがある、ということらしい。 **************** 能では同じ動きを ... -
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間
窓は窓であるゆえ、雨風で傷はつく。そういうもんだ、と あきらめてそのまま受け入れるモノと思ってた。 だけど窓ガラスの傷ひとつも許せない。その傷を いかに他者の責任にするか。そういう社会を見た。 政府とか学校とかも含め自分以外に “悪”を見立てて... -
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有は無から、無は有から
自転車で農道を走った。風はない。雲は少ない。遠くの山がくっきり見える。 静かだった。 自転車のタイヤが地面を噛む音がただジリジリと聞こえる。 余計な刺激がない最高な時間。 やがて 川の流れ、鳥の声そして通りの車の慌ただしい音が次々重なっていく...
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