ブログ
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Thoughts
放散痛
放散痛はミスリーデング。 上奥歯の虫歯で下顎が、胆石発作で右肩が、腹痛のときは太ももが痛くなる。 体感したことないけど心筋梗塞では左腕や左顎が痛くなることもあるらしい。 原因は「痛い」場所じゃないってけっこうある。 そういうときって思考を一... -
Thoughts
怒ること
怒ることはすごいインパクトあるけど、しばしば表面的だと思う。 たとえば、連絡もなく30分遅れて来た相手が謝りもせず平然としていると、「何分待ったと思ってるんだよ」と怒ることがある。 現象は怒っているけど、よく考えると待っている間、来るかどう... -
Thoughts
現象の呼称だと思う
愛とか神とか 「愛」とか「神」という言葉は現象に呼称を与えるための学びだと思う。 人にこれだ、と伝えるためのお役立ちツール。 一方で、たぶんみんな知ってる。 「愛を語らないもの」に 愛を感じ「神を語らないもの」が 神ってる。 呼称を与えずただ大... -
異次元
刹那
ぼんやりしてるとき いつも 限界までまだ動けるから大丈夫大丈夫って それが当然の毎日。 かけのぼってかけ降りてひとがいっぱいの電車に揺られて 自宅に帰るとこわれた ぜんまい式ロボットになる。ギシギシ ガクガク グラグラ 今日 ぼんやりしてるとき、 ... -
ストーリー
あるものないもの
鳥取にいるとき「死ねばいい」と よく思っていた。 何があっても私と対象、どちらかが消えればすべては“いい思い出”になる。 ぜんぶ、ぜんぶ泡沫だ。 自分を苛むのも対象を蔑むのも意味がない。 「死ねばいい」は幸せに生きる術だった。 ということをあわ... -
おわりのはじまり
有は無から、無は有から
自転車で農道を走った。風はない。雲は少ない。遠くの山がくっきり見える。 静かだった。 自転車のタイヤが地面を噛む音がただジリジリと聞こえる。 余計な刺激がない最高な時間。 やがて 川の流れ、鳥の声そして通りの車の慌ただしい音が次々重なっていく... -
季節
イン・ノミネ
夜道を歩いている間頭の中でずっと William Byrdの『イン・ノミネ』が流れていた。 今夜は風が強い。 虫の声は遠くにあるけどすぐそばにある、風の共鳴に阻まれている。 半月がある。近くにひとつ星がある。 光が強く、鋭く、刃物のように切り込んでくるみ...
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