Old times– category –
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Old times
冬至
日がいちばん短い日。寒いし暗いし陰鬱な気分になるね。 本屋徘徊してたとき“アウフヘーベン”という言葉をとても久しぶりに見た。 たぶんみんな一度は聞いたことがあるはず。 おおざっぱにいうと「風邪薬は一日三回」「仕事中は、薬を飲む暇がない」そこで「朝... -
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木
同じだけど、ちがう木 先月「キンモクセイ」と紹介した木。 花は ぜんぶなくなってそれと言われなければパッと見はわからない。 ただ静かに立ってる木。虫たちも居ない。立ち止まって眺めてるのは 私だけ。 なんかね。 昨夜、汐留でイルミネーションを見た。... -
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金木犀
この木は キンモクセイ。今 すごくいい香り。 咲いたら すぐに萎んでしまう。10月の この一瞬だけの花。 昨日今日の雨のあとまだ 残ってるかな。また 咲くのかな。 今を 精一杯感じていたい今日この頃。 **************** 翌日、10月26日。ちょっとだけ… ... -
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放浪譚
マイナスをゼロにするところから放浪は始まった。 現状の惨状はどこまで続くかわからないような豪雨の道路。 窓から見える道路は現状ワイパーは意識。 ワイパーが走ったら水が切れて雨の波紋で車線のみえない道路が現れそして、すぐまた窓に雨粒のモザイク... -
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刹那
いつも 限界までまだ動けるから大丈夫大丈夫って それが当然の毎日。 かけのぼってかけ降りてひとがいっぱいの電車に揺られて 自宅に帰るとこわれた ぜんまい式ロボットになる。ギシギシ ガクガク グラグラ 今日 ぼんやりしてるとき、 あまりこれまで身体... -
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あるものないもの
鳥取にいるとき「死ねばいい」と よく思っていた。 何があっても私と対象、どちらかが消えればすべては“いい思い出”になる。 ぜんぶ、ぜんぶ泡沫だ。 自分を苛むのも対象を蔑むのも意味がない。 「死ねばいい」は幸せに生きる術だった。 ということをあわ... -
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それでも
穴だらけで 擦り切れて継ぎはぎで ボロボロなコートを着て壊れかけの鞄を背負って髪も整えず メイクせずただ 職場と家の往復をする。 それでも 鏡を見て 紅さしてできるだけいい服を選んでそうやって、会いたいひとたちがいる。 きっと 私にとって重要なひ... -
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能
ホイッスルを習いに行った。 能について学んだ。日本の伝統芸能の「能」。 あの、ホイッスルって外国の笛でしょ? …いやいや。人前で演じるという意味では非常に通じるものがある、ということらしい。 **************** 能では同じ動きを ... -
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思えば
1月、広島行きを決心した。 いろいろ考えながら、その瞬間もう行動に移していた。 そしてそれは ひとつのはじまりでひとつの終わりでもあった。 広島にいたとき、何を思ってそこに住み何を思って転々と住処を変え何を思って去っていったのか。 記憶の断片... -
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おわりとはじまり_2
コンビニのバイトをやめた。二ヶ月前に はじめたばかりだったけど。 その、もとバイト先で気になってたプリン買ってきた。 「また買いに来ますよ」笑顔で店をあとにした。 そして、ちょっとだけ振り返る。 今は、また買いに来る気でもやがて終わりにするん...